金融サービスMastercardと仏女子サッカーチームがパートナーシップを延長・拡大
【金融サービスMastercardと仏女子サッカーチームがパートナーシップを延長・拡大】
・金融サービスMastercardは仏女子サッカーチームのリヨンとのパートナーシップ延長・拡大を発表(これにより仏保険会社April Groupとのパートナーシップに取って代わることとなった)
・2020-21シーズンにおける国内試合のシャツのスポンサーの権利を獲得。(過去の獲得した権利には、独占インタビューやデジタルコーチングセッションが含まれている)
・今回のパートナーシップ延長・拡大に際し、コロナウイルスによるファンが試案観戦に訪れることができなくなったこともあり、Mastercardはファンエンゲージメンをメインに置いてデジタルでファンとの交流機会を創出
・9月6日パリFCとの試合において、選ばれたファン2名がピッチ入場のサインを家から送ることができるという斬新な機会をファンに提供
英菓子・飲料メーカーとリバプールが実施する雇用機会支援のアクティベーション
【英菓子・飲料メーカーとリバプールが実施する雇用機会支援のアクティベーション】
・チョコレート製品を主とする英菓子・飲料メーカーCadburyが英プレミアリーグ所属のリバプールを公式グローバルチョコレートパートナーシップを結び、コロナウイルスの影響で失業した人々をサポートするアクティベーションを実施
・リバプールの公式チャリティー団体であるLFC Foundation*は雇用機会プログラムを実施し、Cadburyはそのプログラムへの支援として限定商品の売り上げをプログラム資金に充てる(*:コロナウイルスの影響を受け、解雇されたリバプールに住む人や経済的影響を受けるリスクのある人々を助けることを目的として、2020年5月にLFC Foundationは設立された)
・本プログラムはパンデミックの影響を受けたリバプールに住む人々が新たな雇用先を見つけることを目的としており、プログラムに参加した人はレジュメとカバーレターへのサポートやインタビュー練習の支援を受けることができる
・CadburyのスタッフがLFC Foundationの従業員と協力し、ファンもボランティアとして本プログラムをサポートすることができる
Facebook Gamingとプロ選手によるライブゲーム観戦チャリティープログラム
【Facebook Gamingとプロ選手によるライブゲーム観戦チャリティープログラム】
・Facebook Gamingは11名のプロ選手とパートナーシップを結び、コロナウイルスの救済基金とsocial justiceを呼び掛けるプログラムを2か月間に渡って実施
・パートナーシップを結んだ11名の選手はNBA、NFL、WNBA、NWSLでプレーをしており、男女両方のアスリートを選出したことも重要なポイントである
・各選手は自身でゲームライブコンテンツのタイトルを選び、シェアすることができる。ファンやビュアーはライブ配信中にお金を寄付することができ、Facebookは2万ドルを11名それぞれの選手に寄付する
・NBAの選手の例では、”Donovan Mitchell's fundraiser for No Kid Hungry”というページを開設。寄付金は子どもたちの飢餓問題を解決するために使用される
・5月には同様なコンセプトのもとで、Facebook Gamingでセレーナ・ウィリアムズと大阪なおみ選手によるマリオテニストーナメントのチャリティーイベントを開催した
WNAB球団とNPO団体によるLGBTQ支援+若者参政支援チャリティープログラム
【WNAB球団とNPO団体によるLGBTQ支援+若者参政支援チャリティープログラム】
・WNAB球団Los Angels SparksとNPO団体Equity California(LGBTQの人々が平等な生活を手に入れることができるよう支援・活動する団体)、Rock The Vote(若者の参政を促進・支援する団体)は、2020シーズンの最中に”Equity”プログラムを開催
・SparksポイントカードのChelsea Gray選手が2020シーズンの試合でアシストをするごとに50ドルが寄付されるという”Chelsea Gray Assist For Equality”プログラムで、寄付金額はEquity Californiaが作成した特別ウェブサイトで確認することができる(同選手は2団体のアンバサダーも務める)
・2020年11月3日に予定されている大統領選挙を前に本プログラムを実施したタイミングも重要である。投票は民主主義の重要な一部であるとし、同選手は本プログラムを通して主に若者に向けて投票を促すことも目的としている
・同選手は本プログラムを通して、ファンドレイジングのイベントに参加したり、2020大統領選挙のディスカッションにも参加している
レンタカー会社EnterpriseとUEFAが行った”人生で一度きり”の試合観戦キャンペーン
【レンタカー会社EnterpriseとUEFAが行った”人生で一度きり”の試合観戦キャンペーン】
・UEFAの公式スポンサーを務めるレンタカー会社Enterpriseはスポンサーシップの認知度向上とファンエンゲージメント向上を目的として”Legendary Journeys”というシリーズコンテンツのキャンペーンを実施
・”Legendary Journeys”では引退したレジェンド選手3名を特集し、人生で一度きりの体験をプレゼント。選ばれた地元ファンとともに、それぞれが在籍したチームに日帰りで試合観戦に行くというもので、ファンエンゲージメント向上のためのキャンペーンとなっている
・元レジェンド選手との試合観戦の前には、ファンと共にパイショップでお茶をしながら、自身が現役だったころの話を楽しむシーンも放送(映像ではレジェンド選手の現役時代の映像も流されている)。さらにファンは試合観戦の際に、レジェンド選手とともに実際にピッチに立って写真を撮ることも実現
ドイツサッカークラブが行ったAR×花火イベントの新ユニフォーム発表イベント
【ドイツサッカークラブがARと花火イベントをかけ合わせて新ユニフォーム発表イベントを実施】
・ブンデスリーガ所属フォルトゥナ・デュッセルドルフは新アウェイユニフォームの発表に際し、花火イベントを活用してスマートフォンappのAR(拡張現実)”Trikottaufe”を使用
・ファンは自身のスマートフォンで花火を映すことで、新ユニフォームが画面に映される仕組みになっている
・大人数が集まるイベントと新ユニフォームの発表を掛け合わせ、さらにAR等いま話題の技術を取り入れることでることで話題性を生むことができる
Bud LightとMLBはホームランボールに焦点を当てたキャンペーンを実施
【Bud LightとMLBはホームランボールに焦点を当てたキャンペーンを実施】
・会場で直接試合を観戦することができないコロナ禍において、ファンがインタラクティブな体験をすることができるよう、Bud LightがMLBシーズン開幕に合わせたキャンペーン”Take Me Out to the Ball Game"を実施
・7/23-31を#BudLightHomersキャンペーン期間として、#BudLightHomers #Sweepstakesのハッシュタグと自身のお気に入りのチーム名をツイートしたファンはホームランボールを獲得する機会が得られる
・観客席でキンキンに冷えたBud Lightを堪能することができないファンのために、”Bud Light Vendors”というキャンペーンも実施。ファンに対してビールをストックしておくことを促すTVコマーシャルを作成。加えて、家までビールを配達するサービスも実施。専用のウェブサイトも作成し、ファンは最寄りのデリバリーサービスを検索することができる