ユニリーバがNBA選手会と行う黒人男性差別撲滅アクティベーション

 

【ユニリーバがNBA選手会と行う黒人男性差別撲滅アクティベーション】

・パーソナルケア商品ブランドのユニリーバはDove Men+Careを用いて、NBA選手会(NBPA)とともに人種・社会正義を訴えかけるアクティベーション”C.A.R.E Now Initiative”を実施(CARE; Care About Racial Equity)

・DoveとNBPAによる本パートナーシップの目的は、黒人男性や若い男性がケア、リスペクト、サポート、プロテクトされる社会を実現すること。C.A.R.E Now Initiativeでは、公共での安全、公平な選挙権、黒人に対するメディアでの適切な描写を訴えかけていく

・PUBLIC SAFETY

新たな法律を施行するための嘆願書への署名をサポート、この法律では、racial profiling(黒人に対する偏見)をなくすこと、法執行機関と地域社会の信頼構築を目的としている

・SAFE & FAIR VOTING

草の根運動として、選挙権登録を促進し、投票の仕方について教育も行う

・COMMUNITY ENGAGEMENT

NBPAの活動や影響力を最大化できるよう、Doveが支援を行う

・ACCURATE PORTRAYALS IN MEDIA

黒人の男性やアスリートが有害なメディア露出に晒されないよう、これまでのネガティブなステレオタイプを一掃する取り組み

・NBPAはその影響力を活用し、アスリートとしてではなく一人の男性として人種差別反対や社会正義についての声を上げていき、Doveはファンも同じようなことが出来るよう、活動を支援していく

 

 

markets.businessinsider.com

P&G商品とNFLが行った”Not For Laundry”議論キャンペーン

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【P&G商品とNFLが行った”Not For Laundry”議論キャンペーン】

・P&Gが販売する洗濯洗剤Tideは、NFLの100周年シーズンに”Not For Laundry”というキャンペーンを実施

・P&G、NFL、NBCが共同で「洗濯をするのに最適な夜は何曜日か?」というディベートを開催

・多くの人は日曜日の夜に洗濯をするが、それではフットボールの試合と重なってしまい、洗濯をしている間にプレーを見逃してしまうというのが本キャンペーンの始発点となっている

・YouTubeで行うプロモーションでは、まずNFL側から「Sundays are not for laundry. NFL moves laundry night to Tuesday.」との記者会見を実施。これに対し、The Voice(火曜日に放送しているテレビ番組)から「The Voice is on Tuesday. Sunday is for laundry and everyone knows that.」と反論

・その会見の中で、NFL側から「Tide is the American's No.1 detergent for all of them.」と発言。直接的に商品を用いてTideをプロモーションするのではなく、Tideを中心に議論を生むという構成になっている

・この「洗濯をするのに最適な夜は何曜日か?」という議論は、セレブリティやアスリートも参加し4週間に渡って行われる。ファンはソーシャルメディアで#LaundryNightのハッシュタグを付けることで議論に参加することができる

 

reel360.com

Department of Military and Veterans AffairsとWNBA球団が行う女性軍人支援アクティベーション

【Department of Military and Veterans AffairsとWNBA球団が行う女性軍人支援アクティベーション】

・ロサンゼルスのDepartment of Military and Veterans AffairsはWNBA球団Los Angels Sparksとパートナーシップを結び、女性支援のアクティベーション”Spark the True You”を実施

・本パートナーシップを通じて、南カリフォルニア地域において、現役または退役した女性軍人を対象としてメンタルヘルスやウェルビーイングについての教育と支援を行っていく。その一環では、米ローイング代表選手を招いて、女性の退役軍人とともにローイングのクラスを開催した

・Sparksは女性軍人のもつアカデミックの面でのギャップを埋めつつ、キャンペーンを行う中で政治、ビジネス、ヘルスケア等での支援を行い、健康的な食事についてのワークショップや年金請求、心身の健康、住宅ローンや助成金の申請、就職支援なども実施している

 

sparks.wnba.com



自動車メーカー三菱がラグビー代表チームと行ったFan Involvement向上キャンペーン

【自動車メーカー三菱がラグビー代表チームと行ったFan Involvement向上キャンペーン】

・自動車メーカー三菱はイングランドおよびスコットランドのラグビー代表チームの公式パフォーマンスパートナーを務めており、2020年8月に新たなキャンペーンとして”Lead the Team”というコンペティションを開催

・2020-21年シーズンに代表チームが使用するチームトラックのデザインをファンから募集するというもので、デザインのテーマとして「ファンにとってラグビーとは何か?」を設定した

・ファンは事前にダウンロードしたテンプレートにデザインを描き、各国4人ずつで構成された審査委員がデザイン案を評価。最終候補に残ったデザイン案は各国代表チームのソーシャルメディアに掲載され、ファンらの投票によって実際に使用されるデザインが決定する

・優勝したデザイナー2人には、実際に自身がデザインしたトラックに乗り、チームバスが会場に入る瞬間を共有できるという特権が与えられる

 

www.sportindustry.biz

英金融サービス会社とFAによるRespect向上キャンペーン

Football Association respect campaign 【英金融サービス会社とFAによるRespect向上キャンペーン】

・英金融サービス会社Nationwide Building SocietyはFA(イングランドサッカー協会)と3年契約を結び、FAが運営する草の根レベルで”Respect training session”を支援する

・Nationwideが行った調査によると、英国内での”Disrespect”レベルが上がっているという結果が明らかとなり、本パートナーシップを通じてその問題に対処していく(国民の66%は「dierespectレベルを受け入れられない」と回答、71%は「過去2年間でこの問題は悪化している」と回答、一方、63%は「サッカー選手がピッチで敬意ある振る舞いをし、相手への敬意を示すことが良いお手本になる」と回答)

・今後3年間で100万人の保護者、コーチとともにプログラムを実施する予定で、プロ選手やレジェンド選手が登場することもある。

・”Respect”に焦点を当て、スポーツを通じて子どもたちの「敬意ある行動や立ち居振る舞い(Respect)」を改善・向上するという教育的要素の強いパートナーシップである

 

www.sportindustry.biz

NWSLチームがユースチーム向けのデジタルパートナーシップを提供

【NWSLチームがユースチーム向けのデジタルパートナーシップを提供】

・コロナ禍における新たなパートナーシップの在り方として、NWSL所属のSky Blue FCはユースチーム向けにデジタルに特化したパートナーシップ”Digital Club Partnerships”を開始

・既存のデジタルイベント(Sky Blue Player Q&A、コーチ育成セッション、バーチャルトレーニング、大学リクルーティング、ゲームナイト、各チーム専用のトレーニングプログラム、栄養・ストレングス・コンディショニング講座)の中から、企業は求める権利活用を最大3つまで選択し活用することが可能

・”Digital Welcome Pack”としてチームフォト、デジタル版ポストカード、クラブ壁紙などが含まれたパックがプレゼントされる

・本デジタルクラブパートナーシップを通じて、ユースチームとSky Blue FCの選手やコーチが交流を強化することが期待される

 

skybluefc.com

NBA選手会がBubble Schoolを開校

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【NBA選手会がBubble Schoolを開校】

・子どもの新学期開始とNBAファイナルが10月中旬に重なってしまうとして、NBA選手会(NBPA)は選手の子どものためにBubble Schoolを開校。Bubbleに滞在している選手家族の子どもにとって教育機会を提供することが可能となった

・”学校”の管理はNBPAスポーツ医学・研究のディレクターやメディカルオフィサーが実施。Bubble会場となっているオーランドの教員1名とそのアシスタントが教師となり、モンテッソーリ教育を行っている

・3-7歳の子どもたち6-12人が一堂に学べる教室が準備され、その年齢外の子どもたちには個別のチューター制度が提供される。3-7歳の子どもたちは月曜から金曜、8:30-12:30までの時間割が作成されている

 

 

www.espn.com